2006年06月11日

第6話 鈴の女

一夜明けて。

Sena「ときにArlon、昨夜は何処かに出かけていたの?」

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Arlon「姉さま、野暮なことは訊きっこナシですよ…。美しい女主人の所に伊達男の食客…何もドラマが生まれないとお考えですか? ふふふ…。」

さ・・・さすが隠密。澱みなくサラリと受け流すあたり、やはり…。
いや、ここでは言いますまい。

昨夜、悪戯心を出して兄さまを尾行したばっかりに、僕は兄さまが僕らと行動を共にする本当の理由を垣間見てしまったのです。

Sena「Janの姿も見えなかったようだけど?」

ぼぼぼぼぼ僕はほら、姉さまたちが遣り残した、皿洗いと…そ、そう、生ごみ捨てに。
って言うか、二人とも皿洗いの件は綺麗さっぱり忘れていらっしゃる。


Sena「おほほほほ!Arlonったらお盛んねぇ♪それに比べてJanは…少しはArlonを見習いなさいな。 いつまでもチェリーボーイを売りにしてるようじゃあ、良き家柄の女性にお近づきになれませんことよ?そんな事だから、Lisa程度の小娘とさえ…」

ちょ、姉さま!Lisaもチェリーボーイも関係ないじゃないですか!
だいいちそんなもの売りにしてないし、Lisaと僕は清い交際を…

 

???「まったく、公の場所で人の名前を、それも大声で連呼しないでくださる?」

 

そ、その声は…。

 

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Lisa!

なぜ新大陸に!?

 

Lisa「おやか…ゴホン、失礼。Bustorのおじ様から、Janの正式な婚約者として認めていただくべく、期間限定で3馬鹿… じゃない、皆さんと動向するお許しをいただいて参りましたの。」

そうか…お父さまの計らいで!
わかったよLisa!また君と過ごせるなんて夢みたいだよ!

それじゃあみんなでリボルドウェのバラックに帰r

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Sena「おいそこのチェリー、いやさ童貞」
な…なんですか姉さま。っていうかより直接的な表現に言い直さなくても。

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Sena「お天道様が許しても、あたしゃ許さねぇ。このあばずれと1つ屋根の下で暮らすなんざぁまっぴらゴメンだね。追っ払いな!」

ちょっと姉さま…!?

そう、姉さまは、僕と一般階級の出であるLisaが一緒になることには反対なのです。

もともと根拠もなく家柄に拘る人なのですが、どうやら姉さまが出戻りである事にも関係があるらしいのですが…。

「あーらお姉さま、ご自慢の下僕がワタクシに取られると思って……怯えてらっしゃる。歳のわりに可愛らしい一面もお持ちなのねぇ。 くすくす♪」

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Lisaも挑発シテルー! 

何この嫁vs小姑戦争の前哨戦。

 

 

 

 

しかし、移民局や開拓支援本部の援助は、同じバラックに住む家門でなければ認められません。なので生き馬の目を抜く新大陸に、 Lisaのような世間知らずを放り出すわけにもいかず…。

幸い、口から先に生まれた男、Arlon兄さまが二人をなだめて賺して、やっとの事でリボルドウェのバラックにたどり着きました。

それから数日、針のムシロのような共同生活を始めて数日たったある日のこと…。

 

 

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あれ、Lisa…一人でどこへ?
商店街方面ではないし、道に迷ったのかな…。

よし、追いかけて一緒にバラックへ帰ろう…ってあれ?

 

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Σ(@△@;

何だあの男…。Lisaとやけに親しげな!

 

謎の男「セイウチ」
Lisa「萌え萌え」

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二人「ばきゅん♪」

 

お ま え も か ・・・ orz

 

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Lisa「ばっきゅぅうん(はぁと」

 

何でそんなにノリノリですか…Lisa…。

 

posted by Jan=Paul at 03:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 華族の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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