2006年05月10日

プロローグ ‐つかの間の安息-

こんにちは。
僕の名前はJan=Paul Bustor

Janの綴りはJeanじゃねえのかよって突っ込みはしないでくださいね。
これでも、お父様から頂いた大切な名前なのですから。

決してお父様が綴りを間違えやがりくさっ(ry。

この『グラナド・エスパダ(Granado Espada)』大陸にフェルッチオ・エスパダ(Ferruccio Espada)伯が上陸してから60年あまり。
急速な発展を遂げた新大陸だけど、まだまだ未開の地は残されています。

大陸のそこかしこに残された遺跡や洞窟には魑魅魍魎が闊歩する有様。
そこで、移民局は更なる開拓を進めるべく、大量の移民を再開したというわけです。

野心溢れる冒険家の末裔で、手にした富と名声によって一代でBustor家を築き上げたわが父様もそこに乗っかり… と言いたいところだけど、おもいっきり食いついたのは実は姉さまことSena ”出戻り”Bustor

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傍若無人・言語道断・天地無用を絵に描いたような姉さまは、新大陸と富と名声と”こんどこそ”玉の輿を短絡的に結び付け、 移民の申し込みをしちゃったわけ。

父さまはといえば、以前は野心家で鳴らした豪快な男だったのに、今はすっかり好々爺。
姉さまの「大陸に渡る!」という突然の申し出も、毎日の様に我が家を引っ掻き回す大型ハリケーン娘の厄介払いができるとあって、 二つ返事でOK。

「わがBustor家の評判を落とすようなことはしてくれるなよ…」

という訓告はあったものの、姉さまがそれをしおらしく聞くはずも無く…。
ともあれ、暫くの間、我が家には短い安息が訪れたんです。

そう、あの日までは…。

posted by Jan=Paul at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 華族の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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